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軽微な日常

警備員の日常から、思うこと、気になったことなど、いろいろ綴っていきたいと思います。よろしくお願いします!

「裸のオヤジにひざまくら」その3

「ネックハンギングツリー!!」

(ネックハンギングツリーとは?:プロレスの大技で、相手の首を両手でつかんで、上に持ち上げる)

ちなみに、やられているのは、警備員T氏の方である(悲)

 

まあ、この警備員T氏

年齢は60歳間近で、身長150センチほどの痩せ型

真面目すぎるのが玉にキズ

(それにしても、真正面からいったら分かりそうなもんだけど・・・)


「ぐるぢい・・・やべで・・・」(苦しいからやめてちょうだい)

T氏の声にならない声


(もう少しで落ちるかな?・・・いや、そんなのんきな場合じゃない)

遅れてきた警備員A氏と私は、2人を引き離した

T氏は、100メートルダッシュを5本やったかのような真っ赤な顔をして、

「ゼーゼー・・・ハーハー・・・こんちくしょー・・・」

床にヒザをついて、うずくまっている

そんな疲れたT氏には退場してもらい、私とA氏は左右からオヤジの腕をつかみ、ビルの外へと連れ出した


オヤジは酒くさい息を周りにふりまきながら、もがいていた

ビルの外へ連れ出した後も、なんとかビルの中へ入ろうとしてくるオヤジ

フラフラしながら、今にも倒れそうなので、受け止めようとしたA氏に、

オヤジは、自分が何かされるかと思ったのか、

「なんだ、おめーは!?」と、みごとなエルボードロップ!(肘打ち)


A氏は身長170センチメートル位で体重90キロはありそうな巨漢

少々のことではびくともしない

「まあまあ、お客さん、落ち着いて」

というA氏に、オヤジはヨロヨロ倒れそうになりながらの酔拳エルボーをA氏の胸に何度も繰り返しくらわせている光景は見ていてちょっと笑える


(これでは、らちがあかないな・・・)

と思ったわたしは、A氏に

「このまま横になってもらいましょう」

と提案した

2人がかりで

「ほなねーら○*#$ЩЭ・・・」

と叫ぶオヤジをなんとかその場でして横にした

すると・・・

あら!まあ!なんということでしょう!!