はじめに・・・
こんなはずでは・・・
大学時代からアルバイトをしていた小さな工務店にそのままなんとなく就職をしてしまったわたし。
当時は就職の募集も引く手あまただったが、アルバイトばかりに精を出していた私の卒業単位は
「卒業できるのか?できないのか?」
というひっ迫した状況だったため、就職活動もできずにズルズルとアルバイト先の地元の小さな工務店にお世話になることと相成ったのであった。
それでも建築関係の仕事は楽しく、何も分からない状況から(だって経済学部だったから)
「よーし、2級建築士の資格を目指そう!」
なんて頑張っていたものの・・・
3年後、その工務店は潰れた・・・
胡散臭い奴のうまい話に乗せられて、人の良い社長が騙されて、会社のお金を投資したつもりになって騙されたというパターン。
周りのみんなは、「社長!やめた方がいいって!」と言っていたにもかかわらず、1人突っ走ってあえなく玉砕した。
「俺、騙されてたみたいだ・・・」
しばらくしてから社長がぼそっと言った一言が忘れられない
(そんなのみんな知ってたやん!言ってたやん!)というツッコミもできなかった当時・・・
そして私は、その当時下請けだった内装屋のお世話になったり、建築関係の仕事を転々としているうちに腰の椎間板ヘルニアになってしまった・・・
これじゃ、力仕事はだめだね!
ということで、
何故か「警備員」になってしまった!
そして、この私の警備員としての「軽微な日常」がはじまった・・・